
フルカラープリント Q&A(よくあるご質問とお答え)
- カラーのプリントでは、よく剥げたり割れたりしているのを見たことがあります。このシステムはどうなんでしょう?耐久性については?
- 耐久性としては、現在のところ通常の使用で2年半変化なし、という実績があります。しかし、残念ながら半永久、などと言うことはできず、あくまでも洗濯回数によりますが。 ただ、従来方式と比較した場合は格段に丈夫です。 アイワのフルカラーマーキングシステムは、特殊な極薄のシートに顔料系のインクで熱転写印刷したものを圧着します。このシートは、ウェアの生地(ニットも含む)と共に伸縮するため、ひび割れしません。 剥がれの主な原因のひび割れが避けられますので、かなりの耐久性があります。
- カラーコピーを使ったのと違うのでしょうか?それだと以前、洗濯で色が薄くなってきたりしたのですが・・・
- 弊社の方式とカラーコピーによるカラープリントの大きな違いは、
1. シートへのデザインの印刷が「熱転写印刷」であるということ。 CMYK、4色のインクを熱で強力に転写印刷します。 このやり方はコピーに比べると大変時間がかかるのですが、 その耐久性、耐洗濯性、耐候性などは格段に丈夫です。 最近のカラーコピー用のシートもだいぶ改善されてはきたようですが、弊社製品は耐久テストでかなり強いという結果が出ています。通常の使用で2年半変化が認められません。
2. 文字・デザインそのものの形にシートを切り抜くという点。 四角などの枠がつきません。文字の周りに縁もつきません。 (一見シルク印刷の多色刷りのようにも見えます。) ただ、これはこの方式の大きな弱点でもあります。 たとえば100文字もあるアルファベットを切り抜くのは大変な時間がかかったり、切り抜ける大きさ、細さに限界があるという点です。こんな時は、カラーコピー方式と同じように、枠や縁をつけたデザインにしていただくことになります。(ほとんどのロゴやマークには対応できていますが。)
3. ナイロン素材や中綿入りウェア、濃色のものなど、 通常は困難なウェアにも印刷ができます。
- 原稿はどのようにして渡せばいいのですか?
- データで、メールでお送りいただいても結構です。 その場合、デザインの種類によるのですが、絵や写真等ならjpgで(300kb程度までで)、線画、境界のくっきりしたイラスト等はepsファイルでいただけるとスムースに行きます。どちらでもできますが。 ただし、eps、ai(イラストレータ)の場合は、ご指定のフォントがない場合がありますので、文字はすべてアウトラインを取って下さい。 色合いのご指示もお願いします。紙の印刷とは多少誤差がありますが、極力近づけます。 または、プリントアウトしたものをいただきます。 (できれば実物大がいいです) たとえば封筒のロゴや、ラフデザインでもできますが、その場合はデザイン料、トレース料をいただかなければならなかったり、時間がかかったりする場合があります。
- 最低ロットはいくつですか?
- 1枚からでも可能です。 ただ、データ作成料が1デザインにつき5,000円かかりますので それは枚数で割っていただくことになります。 (5色使用まで、1色増えるごとに1,000円プラス)
- 出来上がりがどうなるか不安なのですが?
- まずプリントのサンプルをご覧いただき、フルカラープリントがどのようなものかご理解いただきます。 ご注文のお客様のご要望によっては、そのもののデザインでプリントしたものをご確認いただき、そのあとの修正(拡大縮小、色の変更など)にもお応えし、ご納得いただいてから製作に取りかかります。 もちろんお急ぎの時などは、私共にお任せ下さい。